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「Girlsカフェ『Link』」掲載してくださいました

山陽新聞デジタル掲載いただきました📰
地面記者ありがとうございます

https://www.sanyonews.jp/article/1807851?rct=&read=1

以下掲載記事ーーーーー

女の子がほっとできる場所、つくりました―。困難を抱える女性の支援に取り組むNPO法人オカヤマビューティサミット(岡山市北区表町)は、女性専用のカフェスペース「Girlsカフェ『Link』」を市中心部の奉還町商店街に開設した。飲食をしながら自由に過ごしてもらい、スタッフが悩み相談に乗る。

 商店街にある「地域交流ステーションverde」の1階で毎月第2、3月曜日にオープンし、年齢に関わらず女性なら誰でも利用可能。コーヒーやお茶などの飲み物や軽食を無料で提供する。利用者同士が交流したり、学生が宿題をしたりすることができる。日替わりでクレープやホットケーキ作り、ボードゲーム、ネイル体験会などを開く。

 スペースにはNPOのメンバーやボランティアスタッフの女性が2、3人常駐し、学校や職場、家庭などの悩み相談に応じる。必要があれば医療機関や支援団体、行政などへの仲介もする。7月中旬にスタートして以降、15人ほどが利用。金銭関係やアルバイトでのトラブルを相談した若年の利用者もいたという。

 柚木幸子代表理事(53)は「スマートフォンを充電しに寄るだけでも大歓迎。安心できる居場所としてカフェを活用してほしい」としている。

 午後3時~7時。利用は無料。問い合わせは同NPO(080―2387―3313)。
(地面美里)

相談できる人いること伝えたい
   開設したNPO代表理事の柚木さん

 Girlsカフェ「Link」を企画したNPO法人オカヤマビューティサミットの柚木幸子代表理事に、開設の理由や思いを聞いた。(地面美里)

 ―カフェを開いた目的は。

 親や友だちに言えないこともカフェならぽろっと言ってくれる。相談所ではなくカフェにすることでプラスなイメージにもしたかった。困りごとを抱える子どもは「かわいそうな存在」ではない。たまたま入った場所で相談し、安心できたと思える場所にしたい。

 ―若年層の支援の必要性を感じている。

 支援をするひとり親家庭の女性やドメスティックバイオレンス(DV)被害者らには、幼少期から家庭や交友関係に問題を抱える人も多い。一時的なサポートだけでなく若い頃からの寄り添いが将来の安定につながると思っている。

 ―近年はSNSをきっかけにトラブルに遭う若者もいる。

 若さゆえの経験不足で闇バイトや不健全な関係、未成年飲酒などに巻き込まれる子どもも多い。周囲に相談しづらいだろうが、家庭や学校の外にも相談でき、受け止めてくれる大人がいるということをカフェを通して伝えていきたい。

#山陽新聞
#ガールズカフェLink
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