寄付で応援

今年の傾向※皆様にお願いがあります

いつもご支援・ご協力ありがとうございます。
今年度活動する中、女性相談が多くなり、そのうち

・親からの虐待(身体・性)が、増加しています。

幼少期の頃は、

✓親に「育ててもらわなきゃ」と「いうことを聞いていた」
✓「ご飯は何とか食べれるから」ココ(家)に居なきゃと思っていた。
✓親に怒られるたび、自分は「何もできない」から家も出ることが出来なかった
✓高校が終わるまで、大学が終わるまで。と「自分の将来」のため、気持ちを押し殺していた。

etc・・・

こういった関係性で、成人まで育った方々が成人になり

「今なら。逃げれる!」と相談が増えています。

逃げれるはシェルター保護や親からの支配下から逃げるという意味でもあります。

こうした相談の多くで、彼女たちが言う言葉は

✓誰かに相談しても、迷惑がかかる。
✓相談したことがばれると親にさらに虐待される
✓相談しても、信じてもらえなかった。

等など…

どれほどの虐待を受けても「憎い」という感情より「怖い」という感情が多く残っています。

この感情を癒してくれるのは、時間をかけ、ゆっくり自分の感情を理解していくことから始まります。中には「離れたからもう大丈夫よ」という方もいますが、それは物質的な距離であり、心の距離ではありません

何カ月も数年も数十年も苦しむのです。

例えば、5歳のころからの記憶でしたら20歳まで15年の月日で、脳にインプットされるわけで、15年間のうちに、彼女たちは自分を守る方法を学びます。私達も勉強を学んで、現在に生かしていることもあります。そう考えると、幼少期の傷は、かなり深いのです。

こうした方たちに、カウンセリングもしますが、時間がかかります。
ちなみに、現在、無料となっているので、奮闘している現状です。

彼女たちは、制度の狭間に埋もれたり
そもそも支援されるべきことを知らなかったりしますが、

やっぱり、これは社会問題としてとらえていかなきゃいけない事。だと痛感します。

女性の皆さんが、自分の意志を発言し
社会的にも、様々な世間の枠にとらわれず、生きていけるよう

女性が笑顔に。子供が笑顔に。社会が笑顔に。を目指して次年度計画を立てております。

こういった活動には皆様の、ご支援が非常にありがたく思います。

シェルター運営や女性・子ども支援(制度の狭間で支援を受けることが出来ない方)に使わせていただいております。

●3,000円のご寄付で3回の食事が提供できます。
●5,000円で着の身着のままの方に、下着とパジャマを1日分購入できます。
●10,000円の寄付で、手続きのための同行(DV・虐待の被害者の方は様々な手続きに一人で行くことは危険)や、日用品(洗剤やティッシュなど)・学用品(かばんや教科書など)などを購入できます。

この記事を読んでくださった方、最後にお願いとなりますが、ご寄付のご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

NPO法人オカヤマビューティサミット 理事長 柚木幸子